人気通貨ペア 今日の予想レンジ
ドル/円の見通し:次は158円を目指せるか
昨日のドル/円は、米国のトランプ次期大統領が目指す関税政策を巡り乱高下。米紙が課税対象を重要品にとどめる計画を検討していると報じると、米国のインフレ圧力は警戒したほど高まらないとの見方から米長期金利が低下したため156.20円台まで急落した。ただ、トランプ氏がSNSでこの報道を強く否定すると再び金利とドルが上昇。結局、前日比30銭程度ドル高・円安の157.60円台で取引を終えた。156円台の下値の堅さをあらためて確認した格好だけに、次は158円絡みの上値抵抗を試す流れとなりそうだ。注目イベントは、NYタイムに発表される米11月JOLTS求人件数と米12月ISM非製造業景況指数で、米国景気が堅調を維持していることを確認できるかがカギとなる。これらが10日発表の米12月雇用統計への期待を高める結果となれば、昨年12月に付けた158.09円前後を超えて約半年ぶりの高値を示現することも考えられる。
注目の経済指標:米JOLTS、米ISM非製造業
注目のイベント:米連銀総裁の発言
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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