日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,902.50円 △451.04円
為替 1ドル=156.06円
売買高(東証プライム、以下同) 15億9,120万株
売買代金 3兆3768億09百万円
値上り銘柄数 1,291銘柄
値下り銘柄数 304銘柄
騰落レシオ(25日) 86.89%

市況概況

週末の米国株高を受けて買われ大幅高

週末の米国株が大幅高となったことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。半導体関連銘柄や個別に材料が出た医薬品株などが買い気配を切り上げて始まるなど寄り付きから買戻しも交えて大幅高となり、いったん節目と見られる38,800円水準で上値も重くなったのだが、インデックス買いなども見られたようで、一時39,000円を超えるなど大きな上昇となった。

昼の時間帯は特に方向感は見られず、後場も前場の終値水準での始まりとなった。いったん手仕舞い売りに押されたものの38,800円を下回らないとなると買戻しも入り値持ちの良い展開が続いた。それでも上値を買い上がるということもなく、後場は狭い範囲での値動きが続いた。最後まで方向感に乏しく38,900円を超えると売られ、下回ると買われる状況から39,900円水準での引けとなった。

小型銘柄も手仕舞い売り一巡から買い直される銘柄なども見られて総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの指数を先導して大きく動くということでもなく、上がれば売られ、下がれば買われる状況だった。

しっかりと戻したが特に買い急ぐ材料があったわけでもなく、持高調整の買戻しや買い直しが見られたものと思われる。空売りが積み上がれば踏み上げ相場となるのだろうが、利上げを警戒する動きも根強く、上値の重さを確認しては下値を試すような展開になるのだと思う。指数に影響の大きな半導体株なども買戻し一巡から売られるものも多くなると思う。

テクニカル分析

日経平均

75日移動平均線や雲に上値を押さえられた形だ。この雲の水準を上に抜けるか下に抜けるか、雲のねじれの日柄でどちらにいるかでその後の方向感が決まるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。