テクニカル分析(トルコリラ/円)
一時ボリバン3σ下限へ下落
日足、一時ボリバン3σ下限。現在も2σ下限あたりで推移。雲の下。12月3日-1月27日の上昇ラインがサポート。1月15日-27日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。
週足、2週連続陰線、今週も陰線スタート。中位を割り込む。12月16日週-1月13日週の上昇ラインを下抜く。サポートはボリバン2σ下限。1月6日週-13日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
月足、8月の月足の長い下ヒゲ効果が薄れてきた。12月は陽線。8月-12月の上昇ラインがサポート。21年12月-23年3月の下降ラインが上値抵抗。
年足、2024年で10連続陰線。その間52円から4円台へ沈む。2025年も陰線でスタート。
メルハバ
中東情勢の落ち着きと復興がカギ
政府は今のところ高成長を推進する意向は薄いかもしれないが、シリアのアサド大統領の追放やガザ地区でのイスラエルとハマスの停戦など、最近の地域情勢の変化がトルコの成長の勢いを増す可能性があるとアナリストらは指摘した。
トルコはおそらくこの地域の復興、そしてウクライナの復興において重要な役割を果たすだろう。したがって、成長見通しと財政見通しに関しては、間違いなく前向きなニュースがある。
トルコは、いわゆるクロスオーバー投資家を呼び戻す前に、その正統的な方向転換が持続することを証明しなければならない。クロスオーバー投資家とは、新興国市場にも手を出す大手先進国投資家のことである。クロスオーバー投資家は大金を運用することが多く、ここ数カ月は新興国、特に湾岸諸国や中南米諸国の投資適格格付けの国債へのエクスポージャーを求めている。
情報提供元:FX湘南投資グループ
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