
日経平均 | 39,270.40円 △96.15円 |
為替 | 1ドル=151.96円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億2,141万株 |
売買代金 | 4兆3533億93百万円 |
値上り銘柄数 | 931銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,001銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.58% |
市況概況
金利上昇にも関わらず堅調だが、上値は重い
米国市場が休場となるなかで昨日の終値近辺で寄り付き、いったん上値を試し、そして今度は下値を試すというように、相変わらず上がれば売られ、下がれば買われる展開となった。それでも特に買い材料がなく、金利上昇懸念が根強いなかで意外に値持ちの良い展開となった。指数に影響の大きな半導体株などが買い直されて指数を押し上げた形だ。
昼の時間帯も特に材料がないなかで買戻しなども見られ、後場は堅調な始まりとなったあと、買戻しを急ぐ動きも見られ、一瞬39,500円を超える場面も見られた。
ただ、積極的に買い上がる材料がないことや依然として利上げ懸念が根強いこともあり、いったん上値が重くなると手仕舞い売りも嵩み最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小しての引けとなった。上値の節目と見られる39,300円を抜け切れず、冴えない展開となった。
小型銘柄は売り材料もなく総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも散発的には見られるものの、断続的に買い上がる、あるいは売りたたくということでもなく、相変わらず上がれば売り、下がれば買いという状況だった。
改めて上値の重さが確認された形となったが、意外に値持ちは良かった感じだ。ただ、金利上昇や利上げ懸念、そして米国の関税問題などもあり、積極的に買い上がることはないだろう。
上がるから買うというには空売りが積み上がっておらず、指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がれば39,500円を超えて40,000円を試すことになるのだろうが、積み上がらなければ買戻し一巡から売り直されてまた39,000円を割り込むことになると思う。
テクニカル分析
日経平均
上髭の長い足で改めて上値の重さが確認された。ここで25日移動平均線や基準線、75日移動平均線にサポートされるかどうかが注目される。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。