
日経平均 | 39,461.47円 △497.77円 |
為替 | 1ドル=153.66円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億0,486万株 |
売買代金 | 4兆9684億49百万円 |
値上り銘柄数 | 1,260銘柄 |
値下り銘柄数 | 337銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.60% |
市況概況
特に買い材料の見えないなかで大幅高
米国株は冴えない展開となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場も買い先行となった。本日も寄り天に近い状況だろうと思っていたが、意外に高く、前場はほぼ高値引けとなった。
昼の時間帯も堅調な地合いが続き後場も高く始まった後は上値を試す展開となった。特に買い上がる材料があったということでもないのだが、指数を買うような動きで全体が押し上げられ、ほぼ全面高となり、指数に影響の大きな銘柄が高く、ファーストリテイリングとアドバンテストの2銘柄で日経平均を200円押し上げた。明日のオプションSQ(特別清算指数)算出に絡む買いも入っていたものと思われる。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった買いが指数を押し上げ、上昇を先導するような場面も見られ、また、売っては踏み、というような踏み上げで指数を押し上げる場面もあった。
39,000円を超えれば売りという展開と思っていたが意外に値持ちが良かった。特に材料があったということでもないので、空売りが増えなければここが当面の高値となるのではないかと思う。米国での利下げ打ち止め懸念が強まって買われすぎ銘柄などが売られることになれば、日本でも買われすぎ銘柄の売り場ということになるだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲を抜けてきたが、遅行スパンがローソク足を抜けておらず、三役好転はお預けとなっている。明日、再度39,000円を割り込むようであれば、今度はさらに下値を試すことになるだろう。明日も堅調であれば、雲のサポートを確認しながら強含みに推移しそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。