日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 39,149.43円 ▼312.04円
為替 1ドル=152.64円
売買高(東証プライム、以下同) 21億3,664万株
売買代金 4兆9570億81百万円
値上り銘柄数 474銘柄
値下り銘柄数 1,116銘柄
騰落レシオ(25日) 107.61%

市況概況

昨日の大幅高の反動で軟調

米国株は堅調、ナスダック指数は大幅高となったが、本日の日本市場は売り先行となった。オプションSQ(特別清算指数)の影響あったと思われるが、寄り付きの売りが一巡となった後はいったん上値を試す動きとなった。それでも39,500円を超えると一転して売りがかさみ、節目と見られる39,200円水準まで下落して前場の取引を終えた。

昼の時間帯は特に方向感は見られず、後場も下げ渋りから始まったものの、買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押され、冴えない展開となった。その後も戻れば売りという状況が続き、下値模索となり、最後は週末の手仕舞い売りも嵩んで最後まで冴えない展開となり、安値圏での引けとなった。

小型銘柄は引き続き手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、特に方向感が出るということでもなく、昨日のような買いは見られなかった。

39,500円を超える場面も見られたが、結局は冴えない展開となった。昨日の上昇が特に材料がないなかで目先の需給要因、一過性の持高調整などだったということであり、相場全体としては決算発表が出揃ってきているなかで最後まで買い切れないという状況なのだろう。決算発表も出揃ってきて、買われすぎ銘柄が売られ、売られすぎ銘柄が買い直される場面も多くなるのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

結局雲を抜け切れなかったということになる。かろうじて25日移動平均線や基準線にサポートされた形ではあるが、再度下値模索となるのだと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。