
日経平均 | 38,142.37円 ▼95.42円 |
為替 | 1ドル=149.54円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億1,704万株 |
売買代金 | 4兆5360億09百万円 |
値上り銘柄数 | 619銘柄 |
値下り銘柄数 | 949銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 108.02% |
市況概況
38,000円台を維持して下げ渋り
米国ナスダック指数が大幅安となり、夜間取引の日経平均先物が売られたことから、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も下値を試す動きとなり、あっさりと38,000円を割り込むと一気に37,800円を割り込むところまで売られた。さすがに37,800円を割り込むと買戻しも入って下げ渋りとなったが、大きく戻すこともなく前場の取引を終えた。
昼の時間帯には買戻しも見られ、後場は若干戻して始まった。それでももどれば売りという雰囲気で再度下値を試すような感じでもあったが、意外に値持ちが良い銘柄なども見られ、値持ちが良いから買い戻されるということでじりじりと下げ幅を縮小した。
特に買戻しを急ぐような材料もなかったが、最後まで売り直されることもなく、下げ渋り最後は買戻しも入り後場の高値引け、前場の寄り付きと同じ水準で引け、寄り引け同事線となった。
小型銘柄も今日は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物は朝方はまとまった売りも見られたが、午後になると逆に買戻しなどが多く、38,000円を割り込んだら、買いという感じで指数を押し上げる場面もあった。
38,000円を何とか維持できたが、冴えない展開には違いない。買戻しは入るのだが、買戻し以外に買い急ぐこともなく、戻れば売りという雰囲気が続いている。ここからは月末・月初の持高調整の売り買いが見られるのだろうが、引き続き上がれば売り、下がれば買いということで方向感は見られないと思う。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離も大きく下げ渋り寄り引け同事線となった。下髭の長い足で、ここが底値となった可能性もあるが、まずは38,500円までの戻しと言うことなのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。