お気に入りの自転車で街に繰り出そう!おしゃれなピストバイクを特集
(画像=「セブツー」より引用)

暑くなってきたこの頃。気持ちいい風を浴びながらツーリングなんてどうだろう。どうせサイクリングするならお気に入りの一台で街に繰り出したいところ。そこで今回はピストバイクを紹介する。

そもそもピストバイクとは。本来はトラックレースなどの競技で使われる自転車のことで、一番の特徴は変速機がないこと。さらにペダルとタイヤの動きが連動する固定ギアと呼ばれる仕組みが用いられているのも普通の自転車との違いだ。たとえば、坂道を下るとき、普通の自転車ならペダルを動かす必要はないが、固定ギアの場合タイヤとペダルの動きが連動しているので、坂道でもタイヤの動きに合わせてペダルを漕ぎ続けないといけない。そんなピストバイクだが、NYのメッセンジャーが移動で使うようになって以来、ファッションアイテムとしても普及してきた。トラックレースなどで使われる純粋なピストバイクは、固定ギアでブレーキがついていない仕様だが、デイユースに対応するために、固定ギアとフリーギア(普通の自転車と同じ仕様)のどちらにも対応し、ブレーキをつけたピストバイクが販売されている。

まず紹介するのは「リーダー(LEADER)」だ。カリフォルニア発のブランドで、世界中に根強いファンを持っている。ピストバイクブランドの王道と言って差し支えないその人気と「ストリート最速」というコンセプトはきっとあなたの心をくすぐるだろう。その中でもおすすめなのは「735」(完成車:220,000円)だ。「リーダー」の中でもハイエンドモデルで目が覚めるような太くて力強いフレームが魅力だ。

次に紹介したいのは「タイラント・バイク(TYRANT BIKES)」だ。2019年に「リーダー」の創業者や所属ライダーたちの目線により誕生したブランドだ。おすすめのモデルは「カゲロー(KAGERO)」(完成車:275,000円)だ。このモデルの特徴はサドルからヘッド部分にかけて伸びるトップチューブが前下がりになった形状のパシュートフレーム。この形状がよりシャープでスポーティーな印象を与えている。さらに軽さにも注目したい。最高級のアルミニウムを仕様したフレームは業界最軽量クラスの1.9kgだ。

お手頃価格でピストバイクを手に入れたい。そんな人におすすめなのは「ローカル・バイク(LOCAL BIKES)」だ。2017年にロサンゼルスで誕生したこのブランドは、ここまで紹介してきたブランドと比べてかなりお財布に優しい価格でピストバイクを展開している。イチオシのモデルは「ブランクス(BLANKS)」(完成車:85,800円)だ。細身でシンプルな見た目はどんな服装にもマッチする。さらに豊富なカラー展開も魅力の一つ。お気に入りの色を見つけてサイクリングを楽しもう。

カスタムもピストバイクの醍醐味だ。ハンドルやサドルからチェーンと接する歯車であるコグまで、こだわりだしたらキリがないほど。自分だけのピストバイクで街を駆け抜けよう。