日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 38,088.57円 △346.96円
為替 1ドル=144.30円
売買高(東証プライム、以下同) 14億6,247万株
売買代金 3兆4616億49百万円
値上り銘柄数 815銘柄
値下り銘柄数 738銘柄
騰落レシオ(25日) 112.33%

市況概況

半導体株高が継続し日経平均は続伸

週末の米国株が大幅高となったことなどを受けて、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、週明けの日本市場も買い先行となった。特に買い上がる材料があったというわけでもなく、日米の貿易協議も全く進展が見られず、積極的に買い上がる要因もないのだが、半導体株などが指数を押し上げ総じて前場はほぼ高値引け、日経平均は大幅高となった。

昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も比較的値持ちの良い始まりとなり、いったん上値を試す動きが見られたのだが、前場の高値を抜け切れずに上げ幅縮小となった。上値の重さが嫌気されるものの売り急ぐということでもなく、値持ちの良い展開が続いた。最後まで買戻しも見られて値持ちの良い展開が続き38,000円台を維持して引けた。

小型銘柄は買戻しなども入り堅調なものも多かったが、特に買い上がるような動きもなく、グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値の重い展開となった。先物はまとまった売り買いは少なく、相変わらず上がれば売り、下がれば買いという状況で方向感は見られなかった。

半導体株などが買われて堅調な地合いが続いたが、38,000円を超えると売られるという状況には変わりないようだ。ここを抜けるだけの材料もなく、ここで空売りが積み上がらないと再度調整となるのだろう。から売りが積み上がれば踏み上げ相場で次の段階になるのだが、買い上がる材料もなく、まだ上がれば売りという展開が続くと思う。

テクニカル分析

日経平均

意外と値持ちの良い展開となったが、また上髭線ということでここが高値となった可能性がある。本日の高値を抜けず、逆に安値を下回るとまた25日移動平均線までの調整は見られると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。