
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 | 37,741.61円 △187.12円 |
為替 | 1ドル=144.00円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億5,933万株 |
売買代金 | 3兆6054億46百万円 |
値上り銘柄数 | 862銘柄 |
値下り銘柄数 | 710銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.64% |
市況概況
今日も半導体株が高く堅調だが上値は重い
米国株は冴えない展開となり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安かったのだが、持高調整の買いも入り堅調な始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちは良く、さらに上値を試す動きとなったが、特に買い上がる材料もなく、37,700円を超えると売られた。それでも値持ちの良い展開は続き、37,700円台で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、上値の重い状況で後場は前場の終値を下回って始まり、前場の安値を伺うように上げ幅縮小となった。それでも前場の安値を意識して下げ渋ると再度買戻しや週末の持高調整の買いも見られ今日の高値を試す場面もあった。買戻しも入ったが、結局高値を抜け切れずにいったん上げ幅を縮小したが、最後は買い戻しも入り高値圏で堅調な引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたが断続的な動きにはならず、しっかりと方向感を出すようなこともなかった。
堅調ではあるが上値の重い展開となった。半導体株などが指数を押し上げているが特に為替に反応するでもなく、指数は高いが冴えない展開といえる。ここからは上値の重さが嫌気されて再度売り直されるのではないかと思う。円高が進むようであれば一気に大きな下げとなると思う。
テクニカル分析
日経平均
引き続き25日移動平均線を意識すると下げ渋るという状況だ。ただ、上値の重さが改めて確認されたので、25日移動平均線を割り込むような場面も出てくるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。