11日(水)の株・債券・商品市場

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

<最新の株価指数CFDレートはこちら>

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

ドル/円の見通し:方向感模索する展開

昨日のドル/円相場は終値ベースで約0.2%下落。米中通商協議は「ジュネーブ合意の枠組みで合意」と米中双方から発表された。喫緊の米中貿易摩擦への懸念は後退したものの1カ月前の状態に戻っただけであったため、ドル/円への影響は限定的となった。米5月消費者物価指数(CPI)は前月比が予想を下回ったほか、生鮮食品やエネルギーを除いたコア指数が前月比、前年比ともに予想を下回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の9月利下げ期待が高まり144.30円台まで下落する場面も見られた。
トランプ関税発動前の駆け込み輸入の影響が米国のインフレ上昇を遅らせているとの見方が強い。本日発表される米5月生産者物価指数(PPI)はCPIの川上にあるインフレ指標であることから、来月以降のCPIを見通すうえで注目したい。ただし、関税政策の米経済への影響が不透明であることは変わらない。FRBが様子見姿勢を示している中で、たとえ米5月PPIが予想を下回ったとしてもFRBの追加利下げ期待からのさらなるドル売りは限定的と見る。ドル/円は日足一目均衡表の雲の中で方向感を模索する動きとなっており、本日もこの流れは続きそうだ。ドル売り材料が出た場合には雲下限(144.30円前後)や転換線(143.92円前後)を下抜けられるかが焦点となるだろう。

注目の経済指標:米PPI

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

注目のイベント:米30年債入札

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

中村 勉(なかむら・つとむ)
中村 勉(なかむら・つとむ)
外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。