日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 38,885.15円 △348.41円
為替 1ドル=144.95円
売買高(東証プライム、以下同) 17億5,547万株
売買代金 4兆0541億52百万円
値上り銘柄数 1,093銘柄
値下り銘柄数 461銘柄
騰落レシオ(25日) 102.93%

市況概況

目先の持高調整の買いで堅調

米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日の日本市場も売り先行となった。昨日まで指数を押し上げた半導体関連銘柄なども冴えない始まりとなった。すぐに買い直されて堅調な展開となり、昨日の高値を抜けて戻り高値を試す動きとなった。特に買い材料があったということでもないのだが、買戻しと思われる買いが続き高値で前場の取引を終えた。

昼の時間帯も値持ちの良い展開が続き、後場は前場の終値を下回って始まったものの前場同様に上値を買い上がるような動きとなった。さすがに38,800円を超えると手仕舞い売りに押されて上値も重くなったが、売り急ぐこともなく、最後まで買いが続き高値引けとなった。

小型銘柄も総じて堅調となった。それでも買い上がるようなこともなく、グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値は重かった。先物はまとまった売り買いがさほど多く見られたわけでもないが、まとまった売りよりは買いに指数が反応するような感じで主導するということでもないが指数を押し上げる要因となった。

昨日までの流れを受けて特に材料がないなかで目先の需給要因で大きな上昇となった。買戻し一巡となったものから売られることになるのだろうが、上がるから買うということで指数先行で買われているようだ。ETF(上場投資信託)の組成や買戻しなども影響しているようで、目先の需給だけでの上昇なので急落となることもあるだろう。

テクニカル分析

日経平均

節目と見られる水準を上回って高値更新となった。移動平均線からの乖離も大きく、いったん上値の重さが確認されると売り直されるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。