
日経平均 | 38,311.33円 △477.08円 |
為替 | 1ドル=144.19円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億2,429万株 |
売買代金 | 4兆0712億34百万円 |
値上り銘柄数 | 1,132銘柄 |
値下り銘柄数 | 433銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 102.93% |
市況概況
地政学リスクも関税協議進展期待から買われて大幅高
週末の米国株は大幅下落となったが、為替が円気味となったこともあり、買い先行となった。特に買い上がる材料があるわけではないのだが、日米首脳会談での関税協議進展期待などから大きく買われる場面もあった。それでも38,200円水準では上値も重かった。
昼の時間帯も特に何もないから買戻しが入るという状況で堅調となり、後場は前場の高値を上回って始まり、その後も円高気味にも関わらず買戻しを急ぐ動きで上値を試す動きとなった。38,200円の節目を抜けて始まった後は38,200円がサポートとなるような感じで上値を試す動きとなり、最後まで値持ちの良い展開が進み高値圏での引けとなった。
小型銘柄も堅調なものが多く、下がらないから買うというような雰囲気もあった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたが大きく方向づけるような断続的な売り買いはなく基本的にはあいかわらず、上がれば売り、下がれば買いというような展開だった。
予想外に大きな上昇となった。中東での原油供給懸念やスタグフレーション懸念が根強いなかで買い材料がないから買うということだったのだろう。日銀の国債買い入れ額の減額を緩和するとのニュースに反応したのであれば、債券が買われても良いのだが、そういうことでもなく、円高に振れても買い直されるなど特に何に反応したのかわからないところで買われたので、買戻し一巡となった後は手仕舞い売りに押されると思う。
テクニカル分析
日経平均
再度38,000円を超えて上値を試すような動きとなった。まだまだ上値の重さが確認されると25日移動平均線や基準線までの下落はあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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