
日経平均 | 38,173.09円 ▼248.10円 |
為替 | 1ドル=143.71円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億8,407万株 |
売買代金 | 3兆7650億01百万円 |
値上り銘柄数 | 566銘柄 |
値下り銘柄数 | 986銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.95% |
市況概況
米米半導体株安を受けて売りが先行、上値が重いと売られる展開
米国株が軟調、特に半導体株などを中心に安くなったことや米中貿易協議の進展が見られないこと、日本でも減税が進まず買い上がる材料がないなかで目先的に買われていたこともあり、寄り付きから売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しも見られて一瞬値持ちも良かったが、円高に振れたこともあり一気に38,100円水準まで売られた。その後は下げ渋りで前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場は方向感に乏しい展開となった。38,200円台で推移する時間帯も長かったがいっこうに買いが入らず、買いが入らないと売られるが38,100円台では下げ渋り、下げ渋ると買戻しも見られるという状況だった。引けを意識する時間帯になると明日の先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控えての持高調整の売りも見られたが、大きく崩れることもなく、安値圏ではあるものの下げ渋り感の強い引けとなった。
小型銘柄も冴えないものが多かったが、意外に値持ちが良く、グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物は5月限月が最終売買日ということで、まとまった売り買いが散発的に見られるものの特に方向感が見られるということもなく上がれば売られ、下がれば買われる展開となった。
今日はファーストリテイリングが1社で日経平均を90円以上押し下げる展開で総じて軟調となった。38,000円台を積極的に買い上がるような材料もなく、依然としてスタグフレーション懸念が根強いなかでは38,000円が上値ということで再度手仕舞い売りに押されて下値を試すことになるのだろう。目先的に買われすぎたものが売られると思う。
テクニカル分析
日経平均
上値の重い展開で気迷い線(十字足)からの大きめの陰線ということでいったん下値を試すことになりそうだ。25日移動平均線までの下落は見られるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。