
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 | 38,421.19円 △209.68円 |
為替 | 1ドル=145.15円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億4,333万株 |
売買代金 | 4兆0483億97百万円 |
値上り銘柄数 | 1,139銘柄 |
値下り銘柄数 | 426銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 116.19% |
市況概況
米国半導体株高を受けて買い先行も上値の重い展開
昨日に続き米国半導体株高を受けて買い先行となり、寄り付きの買いが一巡となったとも為替が円安傾向であったことから、さらに買われる場面もあった。特に買い上がる材料があったということでもなく、日経平均が38,500円を超えると達成感から売られ、上げ幅縮小となった。それでも、昨日の終値を意識するように38,300円を割り込むと再度買戻しも入り堅調な地合いで前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も前場の終値近辺で右往左往する展開で堅調ながらも上値は重いという状況だった。38,400円を割り込んだ状態でも底堅く、38,400円を超えて上値を試しても38,500円をつけるでもなく、最後まで方向感に乏しい展開だった。
小型銘柄も持高調整の売り買いのなかで堅調なものが多く、グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いもほとんど見られず、指数を動かすことも方向づけることもなかった。
本日も東京エレクトロンが1社で日経平均を113円あまり押し上げるという状況で相変わらず1~2銘柄の動きだけで他はまったく動かないという状況だ。買われているというよりは売りがないという状況でもあり、よほどの買い材料が見られないと上値の重さを嫌気しては売られることになるだろう。今晩の米CPI(消費者物価指数)の発表で上にも下にも大きく動きそうだ。
テクニカル分析
日経平均
堅調な展開が続き移動平均線からの乖離もまだまだ大きい。気迷い線で高値となっており、明日の動き次第で上昇が下落か決まるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。