| 日経平均 | 51,281.83円 △218.52円 |
| 為替 | 1ドル=154.95円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 27億0,738万株 |
| 売買代金 | 6兆2524億96百万円 |
| 値上り銘柄数 | 952銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 604銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 113.75% |
市況概況
指数に影響の大きな銘柄に振らされながらも好決算銘柄を中心に堅調
米国株は相変わらずまちまちで相場全体としては堅調ながらも上値が重いという状況で、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことで本日の日本市場は買い先行となった。51,000円を超えると買い上がりにくいという状況でもあるが、いったん下値を試したものの51,000円を割り込んだところからは買い戻しも見られ堅調な展開となった。
昼の時間帯も方向感はなく、後場も冴えない始まりとなったが、大きく下押すこともなく、値持ちの良さから買い戻しを急ぐ動きなども見られ、総じて堅調な展開が続いた。それでも積極的に買い上がるような動きも限られ、指数は上値の思いながらも堅調ということで大きく方向感が出ることもなかった。最後は買い戻しを急ぐ動きや明日のオプションSQ(特別清算指数)算出をにらんでの買いなどもみられ、高値圏で引けた。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも見られ総じてさえない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的にみられたが積極的に買い上がるとか、売りたたくということもなく方向感は見られなかった。
依然として指数に影響の大きな銘柄の目先の需給に指数が振らされている感じだ。TOPIXは最高値更新が続いており全体的には好決算銘柄が買われることで出遅れ銘柄、割安銘柄が買われて堅調だが、積極的に買い上がるということでもなく、下がれば買い上がれば売りということで調整感も出ている。好決算を織り込んだものから売られるという展開であり、まだまだ調整が続くと思われる。
テクニカル分析
日経平均
引き続き堅調ながらも上値が重いという展開が続いている。積極的に買い上がるということでもなく上値の重さが嫌気されると25日移動平均線や基準線までの調整は見られるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!



