この記事は2026年1月27日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=AM studio/stock.adobe.com)

2026年1月27日(火)の午後14時過ぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週23日(金)、日米共同のレートチェックらしき物が入ったようで、米ドル/円は急落した。

米通貨当局が協調の動きを見せたということは、160円を突破してどんどん円安が進む、という動きはやや難しいものとなったように見える。

ただ、だからといってこれが反転の動きに繋がるのかどうかも見極め難いところ。

現在は上下両サイドのリスクが混在しており、上サイドは日本のファンダメンタルズから来る円売り・ドル買い。もう一方の下サイドは日米協調の動きによる円買い・ドル売りだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今回のレートチェックによるポジション調整は一旦終了しつつあるのかと思っている。この辺りが落ち着いてくると今度は2月8日(日)の衆院選の動向に焦点が移って行くだろう。

結果はおそらく高市政権の「辛勝」。となるとやはり円安ドル高、株価上昇ということになるのではないだろうか。

今回の選挙戦は本当に読み難いが、高市政権が少し勝つというシナリオでマーケットは動き出すように思える。

一方米国ではICEによる射殺の被害者が一般人で2人目となり、大混乱の状況となっている。

トランプ米大統領は内政の混乱から目を反らさせようとして、韓国に関税を賦課したり、イランへの軍事攻撃の可能性をほのめかしたりしているが、端から見ていても段々デタラメになってきており、それを嫌気したドル売りが進んでいる。

その影響でゴールドやシルバーを買う動きがメインとなっているが、ここのところユーロ/米ドルでも継続的にユーロ買い・ドル売りが入るようになってきている。

こうした動きはしばらく続きそうだ。

米国の成長率は極めて高いのだが5%の成長率を見てもドル買いに傾かないということは、ドルからの資金シフトが今年も起こるのかと思っている。

ユーロ/米ドルで1.20ドル突破の方向を想定していきたい。

▽ユーロ/米ドル 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。