香港オアシス、クスリのアオキを買い増し
海外勢では香港投資ファンドのオアシス・マネジメントの動きが目立った。物流大手のニッコンホールディングス株式7.1%を新規保有したほか、花王、コクヨ、クスリのアオキホールディングスなど5銘柄を買い増した。
クスリのアオキ株式ついては3.32%を買い増して保有割合を14.02%とした。そのクスリのアオキは2月17日、臨時株主総会を開き、買収防衛策の導入を可決した。
オアシスやグループで15%超を保有するイオンを念頭に置いた対抗措置で、特定株主の保有割合が20%を超える場合に発動が可能になる。イオンとは今年1月に2003年から続く資本業務提携を解消している。
一方で、オアシスはカシオ計算機株式のほぼすべてを売却した。保有割合は5.91%から0.01%に低下した。オアシスによる5%超の新規保有は昨年7月に判明していたが、今回、手じまいした格好だ。カシオは1月、株主還元の一環として自社株買い(50億円)を実施した。
(画像=カシオ計算機の本社(東京・初台)、「M&A Online」より引用)
米エリオット、豊田織機TOBへの応募合意
米エリオット・インべストメント・マネジメントは2月初め、TOBが1月半ばに始まった豊田自動織機株式を0.49%買い増して保有割合を7.14%とした。
その後、3月2日、豊田織機の非公開化を目的にTOBを実施しているトヨダグループは買付価格を従来の1株1万8800円から2万600円に引き上げ、買付期間も同16日まで再延長すると発表した。
エリオットは買付価格が低過ぎると批判していたが、今回の引き上げを受けて一転、TOBに応募することで合意。これにより、豊田織機のTOBが成立する公算が大きくなった。
(画像=「M&A Online」より引用)
文:M&A Online