この記事は2026年3月25日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Bonsales/stock.adobe.com)

2026年3月25日(水)の午前10時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

まず、中東関連の報道から。

イスラエルのチャンネル12によると、15項目の停戦案では、イランによる核開発プログラムの放棄、核兵器を決して開発しないという約束、「代理勢力」への支援停止、ホルムズ海峡の封鎖解除、ミサイル攻撃能力への一定の制限受け入れが想定されている。米国はその見返りとして、全ての制裁緩和に加え、対イラン国連安保理制裁および他の制限措置を再適用するスナップバック発動の脅威を取り除く。イランは民生用原子力プログラム開発で米国の支援を受けることになるという。ウィトコフ米中東担当特使とトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏が停戦案に関与している。

(出所:ブルームバーグ)

ただ記事はイスラエル側は同案に懸念を抱き、イランが条件を受け入れる可能性は低いとも加えている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

基本的に、避難通貨として買われていたドルが総じて反落し、米ドル/円は158.65円レベル、ユーロ/米ドルは1.16ドル台に戻している。

一方、米国は第82空挺(くうてい)師団から約3000人の部隊を中東に派遣する計画だと、WSJ紙が報じている。

イスラエルのカッツ国防相は「全力で」軍事作戦を継続すると表明。戦争が地上戦に進むと、戦争は長引きやすいといわれている。

つまり米国が第82空挺(くうてい)師団から約3000人の部隊を中東に派遣する計画があるということは戦争が長引く可能性を示唆している。

今月のマーケットは、中東に関する報道で右往左往しており、リスクをあげられないのだが長期化するのであれば、株売り、ドル買い、スイス買いが継続しそうだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。