この記事は2026年3月23日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=bephoto/stock.adobe.com)

2026年3月23日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

竹内のりひろ
1990年、カナダ系の銀行で為替ディーラーになる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、情報配信を行なう

現在の為替相場の傾向や相場観

先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落を振り返ると、円は上昇通貨の最下位(+0.31%)に位置する。下落で終わったカナダドル(-0.08%)以外の通貨に対し、パフォーマンスで劣り、ドル売りが進むなかで、多くのクロス円が上昇している。

米ドル/円は一時157円台半ばまで反落したものの、引けは159円台と善戦する。

中銀ウィークを終え、各国中銀はインフレ対応から、想定以上の引き締め路線に転じ、年内早期の利上げが浮上する。米国も例外ではなく、利下げ終了が迫る。

現在の為替相場の戦略やスタンス

短期金融市場では、米国は年内追加利下げどころではなく、早期の利上げ開始を織り込む。

インフレ対応を余儀なくされる格好で、金融引き締めが後手に回った2022年に似た展開となってきた。

資源価格高騰、高止まりから続く貿易収支の悪化、積み上がるデジタル収支の赤字、旅行収支の黒字の減少等。再び円を取り巻く環境は四面楚歌の様相を呈する。

先週の米ドル/円は一時昨年来高値159.90円まで上伸したものの、当局のけん制のトーンは低い。為替市場の動きは無秩序ではなく、介入を正当化できない。米ドル/円の押し目は引き続き買いだろう。

今週は米ドル/円で157.50~162.00円、ユーロ/米ドルで1.1400~1.1700ドル、ユーロ/円で182.00~186.00円と見ている。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/米ドルの日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。