この記事は2026年3月26日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=fotofabrika/stock.adobe.com)

2026年3月26日(木)の午前11時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

イラン情勢をめぐり、市場では悲観と楽観が交錯しているようで、昨日25日(水)は原油が下落し株価は世界的に値上がりしたが、ドルは有事の買いが優勢だった。

なお、昨日は「トルコ、エジプト、パキスタンの仲介国が今後48時間以内に米国とイランの高官協議を設定しようと働きかけている」と伝わった。

一方で「イランは停戦を受け入れておらず、合意を履行しない相手とそのようなプロセスに入るのは理論的ではないと考えている」とも報じられた。

こうした状況下、停戦交渉のカギはイラン側が握っているとみられ、イランが強硬姿勢を崩さなければ、あらためて有事のドル買いと原油高を背景とする円売りが強まることも考えられる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は重要ポイントととして意識される160円を超えれば上昇が加速する可能性もある。反対にイランの姿勢が軟化すれば初期反応としてドルが下落するだろう。

ただし、この場合は株価が世界的に大きく上昇する公算が大きく、低金利の円が強く買われることは考えにくい。

クロス円が上昇するようなら米ドル/円の下値は限られると見る。

本日26日(木)の米ドル/円相場の展開として、これら以上に可能性が高いのは、イラン情勢に決定打がないまま、158~159円台のもみ合いが続くシナリオだろう。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。