この記事は2026年4月28日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
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2026年4月28日(火)の午後12時半時点に現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

イランから米国に対しての戦争終結に関する提案が出たが、米国はおそらくこれを呑めないのではないだろうか。

内容的には、ホルムズ海峡再開の一方で、核問題に関する交渉は先送りする、とされている。逆に、米国がイランに出した提案に関しても、同じくイラン側が応じるとは思えず、結果的に停戦交渉は膠着すると見ている。

また、イランでは備蓄できる原油の量が決まっており、原油貯蔵施設が満杯になると油井を閉鎖しなければならない。すると再開の際、油井の生産能力が損なわれる可能性があるようだ。となるとイランが国としての経済危機の可能性が出てくるので、イランが折れるかもしれないという話もあるが、まだなんとも言えない。仮に折れたとしても原油価格が大きく下がるイメージはなく、有事のドル買いがなくなったとしても原油の輸出が再開されれば当然、世界各国でドル買いは起きる。

そう考えると、ドルはさほど下がらないのではないだろうか。

今回、日銀の政策金利発表で据え置きだったが、今少し米ドル/円は下がって来ているが、一時的ではないだろうか。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは、158.00~161.50円。

予想上値を161.50円まで見たのは、万が一160円を超えて160円ミドルまで行った際、ストップを巻き込んだ上昇を考え、上に1円伸ばした想定にした。

戦略としては159円から下は引きつけて買ってみたいと考えている。

今週でいえば、158円台で買い場探しをして、160円を突破する局面があれば、確実に利食っておきたい。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。