眠っている資産を呼び覚ます「マンションの収益化」
不動産投資にピリッと「攻めのスパイス」を!
今回は、マンション内の「デッドスペース」をお金に変えたり「眠っている資金」を増やしたりする、収益化の具体策についてです。
「そもそも、自分のマンションの駐輪場や駐車場がどうなっているか、見たことがありますか?」
投資用マンションのオーナー様は物件に足を運ぶ機会が少なく、空きスペースの存在にすら気づいていない方がほとんどです。
しかし、誰も気にしていないその「無駄な空間」こそが、発想を少し変えるだけで「収益源」に変わる宝の山なのです。
今、注目を集める「シェアサイクル」による空間活用
マンションの収益化で今、有力な選択肢となっているのがシェアサイクルの導入です。
初期費用やランニングコストが基本ゼロで始められるモデルが多く、空きスペースを貸し出すだけで組合に賃料収入が入ります。
立地の良い物件での特例的な成功事例ではありますが、わずか「1m×3m」のデッドスペースから、年間で最大36万円もの収益を生み出したケースもあります。
※収益は立地や利用状況により変動します。
月々の収入は数千円〜数万円かもしれませんが、10年、20年という長期スパンで見れば、将来の大規模修繕工事の不足分を補う大きな原資になります。
「お金」そのものに働いてもらう、修繕積立金の運用
収益化の対象は、物理的なスペースだけではありません。実は、皆様が積み立てている「修繕積立金」を賢く運用して増やすという選択肢もあります。
「管理組合のお金を運用するなんて大丈夫?」
と不安に思うかもしれませんが、定期預金の安全資産に加え、国債(国の発行する債券)など比較的リスクを抑えた運用商品など、組合のニーズに合わせた選択肢が広がっています。
ただ銀行の普通預金に預けておくだけでは、今のインフレ局面では実質的に目減りしているのと同じです。
「お金に働いてもらう」という投資家としての当たり前を管理組合の運営にも取り入れることで、将来の修繕積立金不足を回避する強力な一手になります。
導入のハードルは?……スムーズに導入できるケースが多いです
「居住者以外が立ち入るようになると、セキュリティに問題があるからと反対意見が出るのでは?」(シェアサイクル導入)
「運用中に資産が減るかもしれないリスクをどう減らすのか?」(修繕積立金の運用)
と心配される方もいますが、メリットを丁寧に説明することで、スムーズに導入できるケースが多いです。
投資用マンションでは、利便性が上がることや、組合の財布が潤うメリットの方が大きいからです。
防犯面が気になる場合は、監視カメラを設置するなどの対策も考えられます。お金を減らさず増やすためには、安全性の重視や運用方法の分散を検討するなど対策を組合員で検討することが大切です。
収益とのバランスを見ながら、まずは「小さく始めてみる」という柔軟な姿勢が成功のコツです。
収益化のプランニングは、RENOSYが「プロの右腕」になります
「うちのマンションで何ができるかわからないし、導入検討のあたり商品・企業の比較や運用の検討なんて難しそう……」
そう思われるのは当然です。そこで、私たちRENOSYの出番です。
RENOSYのオーナー様には、「建物管理サポート」がついています。シェアサイクルポートの設置可否判断や、修繕積立金運用の検討に向けた情報提供など、オーナー様の物件に最適な収益化プランをプロの知見でサポートいたします。
オーナー様は、プロの提案をもとに意思決定するだけ。
これなら、お忙しい方でも「お任せ投資」のスタイルを崩さずに、物件の資産価値と収益性を同時に高めることができます。
次回予告
「うちの物件、そもそも管理会社がすべてを取り仕切るルールになっていて、理事長に立候補できないんですが……」
ご安心ください、諦める必要はありません。
次回の第7回は、「でも私、理事長になれない物件なんですが……」という方へ。
役員になれなくても管理会社に適切な緊張感を持たせ、建物管理費や修繕積立金の不当な値上げを防ぐ具体的なアクションプランをお届けします。
お楽しみに!
この記事を書いた人
マンション管理コンサルタント・現役理事長
名古屋工業大学大学院修了後、大手住宅設備メーカーを経てGA technologiesへ転職。セールスとして累計46億円の販売実績を上げ、全セールス中「面談顧客満足度1位」を獲得する。その後、担当顧客の物件で修繕積立金が高騰した経験から建物管理の重要性を痛感し、自らコンサルティング事業を立ち上げ。これまでに300棟以上のコンサルティング、6,000棟を超える総会資料を徹底分析し、200名規模の部署で年間MVPにノミネートされる。自身も1.1億円の物件を運用する現役理事長。宅地建物取引士。管理業務主任者。2児のパパ。趣味はアニメと遊戯王カード。