この記事は2026年6月17日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=藤田信夫/stock.adobe.com)

2026年6月17日(水)の午後14時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

円相場は対ドルで160円を超えて膠着している。

昨日16日(火)の日銀会合では1%への利上げが決定されたものの、内田副総裁の記者会見含め新情報は出てこなかった。会合前は50bpの利上げ票が投じられる可能性も議論されていたことを踏まえれば、円相場には失望的な売り戻しが一定程度持ち込まれた公算が大きい。

一方、米ドル相場はFOMC待ちの展開が続く。米イラン和平合意で物価懸念が幾分緩和する中、ウォーシュ新議長が足元7~8割程度織り込まれている年内利上げにどのような見解を示すかが焦点となる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は160.72円の高値も目前に迫り、日銀の利上げという大義名分も果たしており、当局としては以前よりも為替介入に踏み切りやすくなっている可能性がある。

米ドル/円の高値更新局面では、まとまった利益確定および介入期待の新規円買いも見込まれることから、上値は一段と重くならざるを得ない。

もっとも、ファンダメンタルズが円売りを支持する環境は変わらず、円相場はじり安地合いが継続するだろう。

円の戻り売り方針は継続するものの、明日18日(木)日本時間未明のFOMC後の米ドルにトレンドが出るならば、ドルストレートでの勝負にも妙味がありそうだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。