日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 62,654.05円 ▼618.06円
為替 1ドル=157.87円
売買高(東証プライム、以下同) 33億5,971万株
売買代金 12兆0376億53百万円
値上り銘柄数 664銘柄
値下り銘柄数 869銘柄
騰落レシオ(25日) 92.03%

市況概況

一時史上最高値更新となったが、昨日買われたものが売られ指数も下押し

朝方は持高調整の売り買いで若干買いが遅れる形で始まり、日経平均の寄り付きは冴えない始まりとなった。ただ、すぐに買い戻しを急ぐ動きなどが見られ、日経平均は史上最高値を更新、個別の材料や米中首脳会談期待で買われる銘柄なども見られ坂根を更新したあとも堅調に上値を試す動きとなった。さすがに63,800円で上値を押さえられると手仕舞い売りに押されるものも多くなり、値持ちはいいものの上げ幅縮小して前場の取引を終えた。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場は手仕舞い売りに押されるものも多くなりじり安となった。買い戻し一巡感もあり、昨日上昇した銘柄が今日は売り直されるという状況で指数がじり安となり、14時に決算を発表したフジクラが売り気配を切り下げる形となるとさらに全体に売り急ぐ動きとなった。フジクラがストップ安となると構造的な先物売りも誘いさらに下値を試す展開となった。結局、最後まで手仕舞い売りが優勢という状況で冴えない展開が続き、最後の最後は売られて安値引けとなった。

小型銘柄もいったん買い一巡となると手仕舞い売りに押されるものも多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いは散発的にみられたが、買いよりは売りに反応する動きが強く、指数を下押す要因となった。指数に影響の大きな銘柄がストップ安となると構造的に売られる構図もあり、日経平均の下げを加速する場面もあった。

一転して売り急ぐ展開となった。フジクラの決算で慎重な見通しがみられたことがきっかけにはなったが、買い戻し一巡となった後に買い手が不在という状況なのだろう。まだここでは買い戻しが続いている銘柄も散見されるが、さらに芳しくない決算発表がみられるなどして、売り方の回転が効いてくるようであれば、さらに大きな下落となるだろう。買い手掛かりに乏しい中で買われすぎ感が強かっただけに、ここで利上げ懸念やスタグフレーション懸念が強まるようであればさらに大きな調整もみられるだろう。

テクニカル分析

日経平均

いったん高値を付けた形となった。今度は下値を試すことになるが、一気に25日移動平均線や基準線までの下落となる可能性も高いと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!