この記事は2026年5月18日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像= James/stock.adobe.com)

2026年5月18日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

竹内のりひろ
1990年、カナダ系の銀行で為替ディーラーになる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、情報配信を行なう

現在の為替相場の傾向や相場観

先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、先々週まで続いたドル売りの反動が出ている。

米国で発表された一連の物価関連指標はどれも市場予想を大幅に上回り、物価の再上昇の流れが加速している。

ドルは買い戻され、主要通貨は全面安の展開で引けている。円の下落率は下位(-1.34%)に位置する。英国の政局混乱の余波から、英国売りが進み、ポンドが下落の最上位(-2.27%)に位置しており、全体のドル買いの流れを後押しする。

米ドル/円はところどころ戻り高値付近から急反落をするものの、その流れは続かない。介入期待の円買いは週末にかけて巻き戻されている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

先週は米国のベッセント財務長官が来日、為替も議題と発表されていたが、詳細は明かされていない。米国の長期金利の上昇(米国債価格の下落)から、30年国債の金利がコロナ後の最高水準に迫る。

政府・日銀の円買い介入に米国債の売却を控えるように伝達された可能性がある。介入継続にやや黄色信号だが米ドル/円が160円に迫れば自然と頭は重くなるだろう。

今週は材料難の週となるが、米ドル/円の売り場を丁寧に探る方針だ。

今週は米ドル/円で156.00~159.50円、ユーロ/米ドルで1.1500~1.1700ドル、ユーロ/円で183.00~186.00円と見ている。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/米ドルの日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。