この記事は2026年5月20日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=cassis/stock.adobe.com)

2026年5月20日(水)の午後14時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は159円台で膠着感の強い展開が続いている。ここから上値を試す場合、160円が視野に入るため、為替介入への警戒感が上値を抑えやすい。

一方で、米長期金利の高止まりや中東情勢を背景としたドル買い需要も根強く、方向感が出にくい状況となっている。

また、日銀の6月利上げ確率は80%を超えて織り込まれつつあるものの、各国でも利上げ方向への見方が強まっているため、円高への方向転換は難しいだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は、介入警戒による上値抑制と、日米金利差やドル買い需要を背景に、159円前後を中心としたレンジ推移が続くと想定される。

ファンダメンタルズに明確な転機が訪れなければ、円売り基調は継続しやすいと考えられ、慎重に押し目を拾っていく方針が無難だろう。

一方、足元では実弾介入とはみられないものの、1円程度下方へスパイクする動きが散見される。 介入警戒感が高まるなか、下方向への動きにAIが追随した結果とみられるが、マーケットが神経質になっていることは明らかだ。

相場急変リスクを常に念頭に置きながら、慎重に対応していきたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。