この記事は2026年7月1日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=cassis/stock.adobe.com)

2026年7月1日(水)の午後12時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は162円を突破して、約40年ぶりの高値を更新した。 米ドル/円のボラティリティは歴史的低水準まで低下していたが、わかりやすい節目を突破したため円相場の値動きも出やすくなることに期待したい。

ドル高の背景には米利上げ期待がある。Fed Watchで確認できる市場の利上げ確率では、今月のFOMCでの利上げシナリオが30%程度織り込まれた。

米/イスラエル/イラン戦争が落ち着き、原油価格がイラン戦争前の水準まで戻っている中で、各国中銀の利上げ機運は一時と比べて低下するかもしれない。

FRBの利上げスタンスが相対的に目立つようになってきたため、米ドル高のスピードに注意しておきたい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日1日(水)夜のECBフォーラムで、ウォーシュFRB議長、ラガルドECB総裁、ベイリーBOE総裁、マックレムBOC総裁がディスカッションを行う。

ベッセント米財務長官が強い結果を匂わせた米雇用統計も、米祝日の影響で明日2日(木)に発表されるわけだが、どちらも7月利上げの織り込みが進むトリガーになりえる。

米ドル円は162円を突破して値動きが軽くなっており、一気にドル高が進む場合は為替介入の実施にも注意したほうがいいかもしれない。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。