| 日経平均 | 64,141.12円 ▼2,694.42円 |
| 為替 | 1ドル=162.35円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 31億1,322万株 |
| 売買代金 | 10兆9219億77百万円 |
| 値上り銘柄数 | 449銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 1,082銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 114.41% |
市況概況
AIバブル崩壊でさらに大きく売られる
米国半導体株が売られ夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく下落していたことから本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きから売り気配を切り下げて始まる銘柄なども見られ、一気に下値を試す動きとなった。65,000円でいったん下げ渋ったものの半導体株などの売りが止まらずさらに大きく下落、64,000円の大台も割り込んで安値で前場の取引を終えた。特に悪材料が出たというわけでもないのだが、AI神話が崩れ、買われすぎ銘柄が一斉に売られた。キオクシアは一時ストップ安まで売られた。
昼の時間帯は買い戻しも入り、後場は64,000円台を回復して始まり、下げ渋り感も見られたのだが、中国の月乃暗面(ムーンショットAI)が世界最大のオープン型AIでは最高性能を持つモデルを開発したと報じられ、AI関連銘柄の下落に拍車をかけ、一気に63,000円を割り込むところまで売られた。さすがに63,000円を割り込むと買い戻しなども見られたが、キオクシアがストップ安に張り付いたままで先物の売りを誘った。最後は3連休を控えた買い戻しも見られ、大幅安ではあるものの、何とか64,000円台まで戻して引けた。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、ほぼ全面安という状況だった。グロース250指数やグロース指数は大幅安だった。先物は散発的にまとまった売りが出る展開で、売りが売りを呼ぶように断続的に売りが続く場面もあった。指数を大きく下押す要因の一つとなった。
大きな下落となった。AI関連銘柄が総崩れという状況で米国株と同様に一気に5月、6月の上昇を打ち消すような展開になっている。「骨太の方針」で減税が先送りされたことやAI投資に対する不安、利上げ懸念、イラン攻撃激化などなど不安、懸念材料が一気に噴出した形で歴代3位の下落幅となった。当面は戻れば売り、戻らない空売り、下がるから売り、というサイクルが目まぐるしく動き、下値模索が続くと思う。空売りが積み上がればいいのだが、積み上がる要素もなく、好決算発表などが期待される。
テクニカル分析
日経平均
想定された通り、一気に75日移動平均線や雲までの下落となった。いったんは75日移動平均線がサポートとなり、下げ渋るのだろうが、戻りが鈍いと今度は一気に雲の下限(先行スパン2)まで売られる場面もありそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!



