この記事は2026年7月21日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=wicha/stock.adobe.com)

2026年7月21日(火)の午後14時ころに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

現在、中東情勢の緊迫や株式市場での半導体株の乱高下などがみられる中、為替市場ではあまり動きがない。

投機筋が株式市場や商品市場に集中しており、為替に目が向けられていないのだと思う。米ドル/円に関しては介入リスクやGPIFリスクが出てきているため、簡単に買い上げられないという事情もあるかとは思う。

しかしながら、中東ではフーシ派が紅海封鎖宣言をしており、こうした状況が続くと各国の政府の戦略リザーブが低水準であることもあり、どこかの時点で原油価格が急上昇するリスクを孕んでいると考えている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

トランプ政権の方針に関しては、さっぱりわからない。 前回の交渉でイランと様々な裏取引をしてしまったにもかかわらずそれが実行されていないので、おそらく怒っているのだと思う。

しかしこのまま行くと米国側が短期間を想定してホルムズ海峡周辺だけでも地上戦、という選択肢をとる可能性がある。

そうなると原油価格が100ドルを簡単に超えてくると思うので、そうした事態に備えたい。よって米ドル/円の方向としては、ロングキープかと思っている。

また、英国に関しては、バーナム新首相が財務相に指名したヒーリー氏が財政規律派ではなく中道派だったため、やや失望された感がある。

現在はまだハネムーン期間だが、またどこかで英ポンド売りが戻ってくる可能性があるため、そのチャンスにも注目したい。

▽米ドル/円 日足チャート

260721shimaS
(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。