この記事は2026年7月22日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=AKACHA/stock.adobe.com)

2026年7月22日(水)の午後12時ころにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は163円を突破し、約40年ぶりの高値を更新している。

米・イランが11日連続となる攻撃の応酬を続ける中、原油価格も100ドル台復帰のシナリオを意識する声が出始めており、実需的なドル買いフローが相応に持ち込まれている印象だ。

一方、経済財政運営の抜本転換を盛り込んだ政府の「骨太の方針」も円売り材料として意識される中、ビハインドザカーブ懸念がくすぶる日銀利上げも背景に、米ドル/円の下値では根強い押し目買いが観測されている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米・イランがともに譲らぬ姿勢を示す中、海峡封鎖などを背景とした原油価格高騰が各国中央銀行のタカ派スタンス継続を正当化するだろう。

日銀の利上げに伴う円高のインパクトも限定的に留まる公算が大きく、グローバルなマクロ情勢をもとに形成された円安・ドル高の流れを止めるのは容易ではない。

GPIFによる国内投資拡大やレパトリ要請など対抗策は議論されているものの、実現に向けたハードルは高い。為替介入を伴わなければ、米ドル/円は次の心理的節目の165円に向かってじりじりと上昇を続けるだろう。

引き続き、押し目買いから参入したい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。