「等々力」地名の由来は
さらに下流に進むと、等々力不動尊につながる石段がある。途中には「不動の滝」。龍の口から流れ落ちる滝は落差2メートルほどで、今は水量も少ないが、霊泉として名高く、昔は滝に打たれて行をする修行僧が各地から訪れたとされる。
(画像=㊧不動の滝、㊨等々力不動尊の山門、「M&A Online」より引用)
「等々力」という地名は、滝の轟(とどろ)く音にちなむとも言い伝えられている。
その等々力。多摩川を挟んで対岸の川崎市中原区の町名としても残るが、明治期までは同じ「等々力村」。府県境の変更に伴い、多摩川の右岸を神奈川県とし、左岸にあった神奈川県の一部を東京府(現東京都)に編入した経緯がある。
等々力不動尊は平安時代末期、真言宗中興の祖である興教大師が開いた歴史ある寺院。関東三十六不動霊場の第17番で、山門は目黒通りに面する。春は桜、秋は紅葉が見どころという。
ほっとひと息つきたいと思ったら、境内にある甘味処でコーヒーやソフトクリーム、抹茶などを楽しむことができる。
等々力渓谷公園としての開園・閉園の時間はない。ただし、川沿いの散策路には夜間照明のないところもあり、暗くなってからの立ち入りは控える必要がある。
文:M&A Online