外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年8月28日8時10分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼27日(木)の為替相場
(1):氷見野日銀副総裁講演
(2):カンザスシティ連銀総裁「われわれにやるべきことがある」
(3):ECB議事録公表
(4):新規失業保険申請件数 予想を下回る

▼27日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:160円を試す展開となるか/ ▼注目の経済指標・イベント

27日(木)の為替相場

外為どっとコム トゥデイ
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期間:27日(木)午前6時10分~28日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):氷見野日銀副総裁講演

日銀の氷見野副総裁は埼玉県で講演を行い「これまで以上に(物価の)上振れリスクを意識する必要がある」の認識を示した上で、今後の利上げについて「毎回の金融政策決定会合において、しっかりと議論する」と発言。利上げの時期やペースについては「経済・物価の中心的な見通しが実現する確度やリスクを点検しながら検討していく」と従来の見解を繰り返した。市場は次回9月の利上げを9割近く織り込んでいたことから、副総裁の発言内容は想定したほどタカ派的ではなかったとの受け止めが広がった。

(2):カンザスシティ連銀総裁「われわれにやるべきことがある」

この日から始まる「ジャクソンホール・シンポジウム」を主催する米カンザスシティ連銀のシュミッド総裁は「短期金利については、緩和的な水準にある可能性があるとみている」と述べ、「従って、われわれにやるべきことがある」と続けた。また、「前回会合では何人かの同僚が(金利据え置きに)反対票を投じた。私もどちらかと言えば、そちらの立場だ」と述べた。

(3):ECB議事録公表

欧州中銀(ECB)は7月理事会の議事録で「決定は引き続きデータ次第であるものの、インフレ見通しが大幅に改善しない限り、追加利上げが必要となる可能性が高い」と指摘。7月に政策金利を据え置いたことについて、利上げは一時停止したに過ぎず「引き締め局面の終わりを意味すると示唆しないことが重要」だとも指摘した。

(4):新規失業保険申請件数 予想を下回る

米新規失業保険申請件数は20.3万件と市場予想(20.8万件)より少なかった。これを受けて4週平均の申請件数は20.6万件となり、前週時点の20.4万件からやや増加した。