この記事は2026年9月29日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Cross/stock.adobe.com)

2026年9月29日(火)の午後14時ころに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週の日米首脳会談でトランプ米大統領が円安に言及し、高市首相も「一般論として円の過小評価は問題」と発言した。

これにより円安が経済問題というより、首脳レベルでの問題として格上げされたと感じている。特にトランプ大統領から直接言われたことで高市氏の頭にも充分刺さったのではないだろうか。

ただ、客観的な経済状況をみると米金利が急騰しており、通常であればこれはドル買い材料なのだが、経済番組等をみても多くのコメンテーターが米金利の急騰に困惑している。特に、2年債が5%近くなるということは年内4回利上げの示唆であり、経済実態と併せて考えるとやり過ぎではないかとの意見が多く聞かれる。

またこれが将来的に株価の下落に繋がり、リスクオフのドル売り、つまり自国発のドル売りとなる危険性も孕んでいる。これが将来大きな動きになるかもしれず、為替市場は緊張の様相だ。

目先は米金利上昇に釣られてドルが上がるが、それはたとえば対ユーロや対スイスフラン、特に対新興国通貨での話で、メキシコペソ/円などはかえって下落してしまうこととなり、クロス円下落の可能性があるだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円に関しては、目先はニュートラルで更なる円安は難しそうだ。

とはいえ米金利の上昇から155円台、156円台では押し目買いが入りやすく米ドル/円は動かない。

しかしながら、対他通貨におけるドル上昇でクロス円が少し軟化する、という相場を想定している。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。