この記事は2026年10月5日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=thanawat/stock.adobe.com)

2026年10月5日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

竹内のりひろ
1990年、カナダ系の銀行で為替ディーラーになる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、情報配信を行なう

現在の為替相場の傾向や相場観

先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、3週続けて全ての通貨が下落となりドルは全面高となっている。

景気再拡大、金融引き締め長期化観測、財政悪化等の複合要因から世界で長期金利の上昇が続く。

米国では10年債の金利が2002年以来の高水準を記録、ドルを買い戻す動きが進む。

来年の大統領選に向け、フランスでも緊縮財政へのかじ取りは難しく、信用度の高いドイツ国債とフランス国債の金利差が急拡大、ユーロ売りに拍車がかかる。ユーロが下落最上位(-1.20%)に位置している。

円は下落のほぼ中位(-0.36%)、介入警戒感から下落は限定的となっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週は明日6日(火)に植田日銀総裁の発言機会、8日(木)未明にFOMC議事要旨の公開などがあるが、あくまで短期的な相場変動要因だろう。

降って湧く欧州国債の利回り格差の問題だが、収束の見通しは立たず、台風の目となる可能性がある。

ドイツ国債とフランス国債の利回り格差は、2010~2012年の欧州債務危機以来の水準まで拡大しており、看過できない状況となっている。

信用格差の拡大はユーロ売り要因だけに、ユーロ/円の戻りは売りだろう。

今週は米ドル/円で155.00~159.00円、ユーロ/米ドルで1.1150~1.1350ドル、ユーロ/円で175.00~179.00円と見ている。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/米ドルの日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。