この記事は2026年10月7日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=mittpro/stock.adobe.com)

2026年10月7日(水)の午後12時過ぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円はレンジを抜け出す決め手がない。

下値は高水準の米金利が支え、上値は日米当局の円安けん制が抑える。買うにも売るにも、もう一押しが足りない相場。

今の主役はユーロ。

フランスの財政悪化懸念を背景に仏国債利回りが上昇し、市場はユーロ危機の再来を警戒し始めている。金利上昇が通貨買いにつながらず、財政への不信感から通貨売りを招いている点が、ユーロの弱さを物語る。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は156.50~159.00円のレンジを想定。

次のテーマを待つ時間が続いており、無理に手を出す必要はなく、方向感の乏しい米ドル/円より、売りの流れが出ているユーロに目を向けたい。

昨日6日(火)は、来年の仏大統領選への立候補を表明している極右のルペン氏が、財政赤字の抑制策を打ち出したことで安心感が広がった。ただ、悪材料が片付いたわけではなく、引き続き下方向を意識している。

戦略の軸はユーロ/米ドルの売り。直近安値を更新し、下方向でストップをつけるなら追随。あるいは、調整で反発したところを戻り売り。まずはこの二つを基本に考えたい。

▽ユーロ/米ドル 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。