日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 64,916.70円 ▼407.59円
為替 1ドル=158.11円
売買高(東証プライム、以下同) 23億6,890万株
売買代金 6兆7835億80百万円
値上り銘柄数 621銘柄
値下り銘柄数 873銘柄
騰落レシオ(25日) 107.21%

市況概況

売り先行で一時大幅安も下げ渋り

週末に米国半導体株が大きく売られ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大幅安となっていたこともあり、週明けの日本市場は売り先行となった。

半導体株などが売り気配から始まるなど寄り付きから日経平均は節目とみられる65,000円を大きく下回り下値模索となった。それでも寄り付きの売りが一巡となった後は半導体株なども下げ渋り、日経平均が64,000円を割り込むと買われるという状況で半導体株以外の割安株やディフェンシブ銘柄などが堅調となり実質的な本日の高値水準で前場の取り引きを終えた。

昼休み時間中も先物に買い戻しがみられ、後場は実施的に本日の高値で始まった。その後も値持ちのいい展開が続き、値持ちがいいから買い戻しも入るということで節目とみられる65,000円を試す動きとなった。

65,000円台を回復する場面もあり、値持ちはいいもののなかなか買い急ぐということでもなく、値上がり銘柄数は多く、AI関連銘柄が売られているだけという感じだった。最後まで値持ちのいい展開が続いたが、65,000円超えると売られるということで、最後の最後も手仕舞い売りに押されて高値圏ではあるものの65,000円を割り込んで引けた。

小型銘柄は最後まで手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物は相変わらずまとまった売り買いへの反応も鈍く、しっかりと方向感を出すようなこともなかった。指数に連れてというか半導体株などに連れて右往左往しているだけという感じだった。

原油価格も金利も特に何も変わらず、財政政策や海外での好材料なども見られず、特に反応するような材料もなかったが、AI投資に対する懸念は根強いようだ。決算発表が始まるところで原油高や金利上昇などの影響が取りざたされるようであればさらに下値模索が続くということだろう。急激にインフレ懸念やAIに対する懸念が払しょくされるわけでもなく、戻れば売り、戻らないから売る、さらには下がるから売るという場面は続くのだろう。

テクニカル分析

日経平均

下髭線となり底入れ感が出たと考えられなくもないが、遅行スパンはローソク足を抜け切れず、まだ下落する状況であり上値も65,000円を抜け切れておらず、再度上値の重さを確認しながら下値模索が続くのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!