この記事は2026年10月21日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Nuttawut/stock.adobe.com)

2026年10月21日(水)の午後12時過ぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

仏独10年債利回り差は節目の150bpを超え、仏国の財政悪化や政局不安は国債市場に明確に表れている。

ただ、為替市場ではユーロ売りに勢いがない。

財政不安が続いているにもかかわらず、ユーロが崩れないのは、悪材料がある程度織り込まれているうえ、ユーロショートがかなり積み上がり、追加の売りが出にくくなっているためだろう。

また、米ドル/円も方向感に乏しく、引き続きレンジ内の推移。

米金利や原油が下値を支える一方、日米当局のけん制や介入警戒が上値を抑えており、どちらか一方に動きを加速させる材料が見当たりにくい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ユーロ/米ドルは、1.1113ドルを明確に下抜けることができれば下値余地が拡大するものの、下抜けに失敗すれば、積み上がったショートの買い戻しで反発が速まる展開も想定しておきたい。

米ドル/円は157.50~159.00円程度のレンジを想定。

上下どちらにも伸びないマーケットなので目先はレンジ内で無理なく立ち回りつつ、来週のFOMC・日銀会合、さらに11月3日(火)の米中間選挙を前に、相場の次の材料を見極める局面だ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。