野村ホールディングス <8604> がイングランド・プレミアリーグの強豪リヴァプールのスポンサーになる可能性があると、『Bloomberg』が報じている。
リヴァプールは1892年に創設されたイングランド屈指の強豪クラブ。今シーズンは第20節を終えた時点で8位と低迷しているが、昨シーズンは2位。スティーヴン・ジェラードやラヒーム・スターリングといったスター選手を抱える名門として知られている。
現在、リヴァプールはスタンダートチャータード銀行とユニフォームの胸スポンサー契約を締結している。契約は2016年夏まで。このため、メインスポンサーとは別の形になる模様であるものの、新たなスポンサーを探している。
というのも、看板プレーヤーのジェラードが来夏でリヴァプールを退団すると正式に発表されている。これに伴い、ユニフォームをはじめとする関連商品の販売収入が減少する見込みとなった。この収入減を補填するため、スポンサーの確保に躍起になっているのだ。その候補になっているのが野村ホールディングスや、アジア系の企業だという。なお、一部の海外メディアの報道によると、リヴァプールの2016年のスポンサーシップは3000万ポンドに達し、昨年のスポンサー料をさらに1000万ポンド上回る見通し。
昨年、リヴァプールで最も売れたネーム入りユニフォームはジェラードとスアレス(すでに退団)のものだった。名実ともに名門を引っ張ったレジェンドの退団の影響を最小限に食い止めるため、クラブは営業面での奔走も求められている。
なお、プレミアリーグのクラブにおける日系企業のスポンサーの例としては、マンチェスター・ユナイテッドと日清食品、エプソン、ヤンマーなどがある。
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