daiichisankyo

引用:第一三共株式会社ホームページ

第一三共 <4568> は、米国子会社である Daiichi Sankyo Inc. を通じて、米国食品医薬品局(FDA)から、血栓症の治療の薬「SAVAYASA(エドキサバン)」の承認を取得したと発表した。

今回、エドキサバンの適応が認められたのは「非弁膜症性心房細動患者における脳卒中及び全身性塞栓症のリスク低減」及び「静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺塞栓症)の治療」の2つ。今後は、Daiichi Sankyo Inc.がさらに、エドキサバンの販売準備を進めていく見通しだ。

現在、第一三共はエドキサバンの販路拡大を進めており、日米欧の各国で承認申請を実施。日本国内での発売以来、15万人以上の患者に対して処方されてきた医薬品のさらなる展開を図っている格好だ。

なお、エドキサバンという名前は、この薬品が開発された第一三共葛西研究開発センターが江戸川区にあることから「江戸」を冠した名前に、ということでつけられた。

従来は血栓症の薬として、ワルファリンが使われていたが、体質や併用している薬などに効果が大きく影響されることが問題視されていた。そのために、患者に対して綿密な検査を定期的に行わなければならず、処方の難しい薬と見られることもある。

そこで、第一三共はワルファリンに比べて効能の個体差や副作用の発現率の低い薬を作ることを目指して新しい薬の開発を推進。その結果、注射の抗凝固剤に匹敵する有効性と安全性を有する薬としてエドキサバンが完成し、2011年から販売している。

(ZUU Online)

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