1月16日、プレス部品メーカー大手の東プレ は新たに株主優待制度を導入することを発表した。毎年3月末の株主に対してオリジナルクオカードを贈呈する。100株以上で1,000円相当分、1,000株以上で3,000円分、10,000株以上で5,000円分となる。さらに保有期間が1年以上の株主には500円分を追加で贈呈する。1月16日の終値で算出した場合の優待利回り(以下、同様)は0.63%だ。
株主優待品としてクオカードを贈呈する企業は他にもある。
住宅大手のミサワホーム は3月末と9月末の株主に対して100株以上で1,000円相当を贈呈(1,000株以上で2,000円相当、10,000株以上で3,000円相当)、優待利回りは1.97%となる。
また、大阪を中心に集団指導塾「開成教育セミナー」等を展開する成学社 は3月末と9月末において100株以上保有する株主に対して1,000円相当を贈呈、優待利回りは2.20%だ。
さらに首都圏を地盤としてマンションや戸建ての中古再生事業を手掛けるイーグランド は3月末と9月末において100株以上保有する株主に対して1,000円相当を贈呈、優待利回りは2.4%となる。これらの銘柄は優待利回りの方が配当利回りより高い。
ただし、クオカードなど金券を贈呈する株主優待を行っているところは注意も必要だ。業績が悪化すれば優待を取りやめることもありうる。株主優待利回りで投資する場合には財務内容にも十分注意を払いたい。
(ZUU online)
【関連記事】
実質利回り10%超え銘柄も!…2015年1月の株主優待まとめ
2015年3月末の“長く持つほど得をする”株主優待銘柄6選!
実質利回り15%超えも?2015年3月の"美味しく食べられる株主優待"
2015年3月の“つかえる”株主優待…人気の高い優待銘柄を厳選!
2015年3月末の株主優待厳選8銘柄…優待新設企業でオススメは?