リクルートホールディングス(リクルート) <6098> がさまざまな先進的なサービスへの出資を決めるなどベンチャーキャピタル(VC)としての動きを活発化させている。企業間取引のオンラインプラットフォーム提供や海外の人材ビジネスといった新分野への開拓に積極的で、同社の攻める姿勢は相変わらず健在だ。
1月27日、同社は、企業によるVCを推進する会社として「合同会社 HR Tech Fund」を設立したことを明らかにした。海外の革新的な技術を持つ人材サービス企業への出資を目指すもので、投資総額は23億6000万円の投資ファンドとなる。
リクルートによれば、人材ビジネス領域に積極的に技術を取り込むことで、ビジネス領域の活性化、採用におけるマッチング精度向上などにつながり、ユーザーの生産性の向上も図れるという。
今回の新たな投資ファンドの設立も、同社の戦略の一端を担うもので、リクルートはファンドを通じて、世界中の優れたテクノロジーを持つ人材サービス企業に対し、経営資金の提供を目指す。さらに、同社が創業以来培ってきた国内での知見も提供していく方針だ。
(ZUU online)
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