2月5日、日本マクドナルドホールディングス <2702> が平成26年12月期決算を発表した。売上高2,223億円(前年同期比△14.6%)、営業利益△67億円、経常利益△79億円、当期純利益△218億円となった。

既存店売上高は前年比△11.2%、既存店客数は同△11.2%、全店客数は同△12.0%と、上海福喜問題が客数を大きく減少させ、売上高及び利益に響いた。また、売り上げの減少に加え、既存店の改装やメンテナンス費用、店舗人員の増加により、利益についても対前年比で大幅な減少となった。さらに、特別損失に上海福喜問題関連損失として22億円、建物を始めとする減損損失として77億円等を計上し上場以来初の大幅な赤字となった。店舗数は3,093店と前年度より71店舗減少した。( 株主優待でも大人気! ファンにたまらないマクドナルドの優待券

2015年には投資戦略を抜本的に見直し、新店舗のオープンよりも、既存店舗への投資を優先させる。また、100円マックには新商品を投入、昼マックも継続して展開し、ランチタイムに350円から550円のレンジでバリューセットを販売し、よりわかりやすい価格設定でのお得感を打ち出す方針だ。

平成27年12月期の業績予想及び配当予想は、商品への異物混入問題の影響もあり、同社の財政状態及び経営成 績に与える影響額を合理的に算定することは困難とし未定としている。

(ZUU online)

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