本田技研工業 <7267> は3月4日、スイスで開催されているジュネーブモーターショーで欧州向けの「シビック TYPE R」の新型を発表した。

今回の同社の発表は、英国法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドが公表したもので、レーシングカーのような走行性能を持つモデルとして開発された。

発表によれば、ダウンフォースを高めながら、空気抵抗を減らすようより高い空気力学性能を持たせるよう設計したのが、新型タイプRだという。

エンジンには、「2.0L VTEC TURBOエンジン」と名付けられた直列4気筒エンジンで、直噴技術とターボチャージャーを付加。最高出力310馬力、最大トルク400N・mという、歴代TYPE Rモデルで最高となる性能を発揮するとされている。

また、スポーツ走行に生かせる「+R」モードを設け、インストルメントパネルにある「+R」ボタンを押すことで、エンジンのレスポンスや力強さ、サスペンションのダンパー性能、パワーステアリングのアシスト力などを変更できる。より高い性能を目指したハンドリング性能も併せて搭載した。

同展示会でこのほどお披露目した新モデルは、夏をメドに欧州各国で発売される見通しだ。

(ZUU online)

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