楽待

3月6日、ファーストロジック <6037> が2015年7月期第2四半期決算を発表した。売上高4.1億円、営業利益2.3億円、経常利益2.2億円、四半期純利益1.4億円となった。自己資本比率は2014年7月期に比べて約10%上昇し、72.7%となった。2015年7月期は売上高7.2億円、営業利益3.6億円、経常利益3.6億円、当期純利益2.3億円を見込む。

同社は「公正な不動産投資市場の構築」をビジョンとして、不動産投資ポータルサイト 「楽待」を運営している。「楽待新聞」やメールマガジンを通じて不動産投資家へのコンテンツ提供を引き続き行った結果、2015年7月期第1四半期は1,228万PV(前年同期比165.9%増)、第2四半期は1,325万PV(前年同期比153.9%増)となった。 PVの増加と共に会員数やユニークユーザー数も順調に推移、第2四半期時点で会員数は4万4779人、アクティブユーザー数は1万7275人となった。一方の物件数は3万3927件だった。 また、査定サービスにおけるお祝い金進呈キャンペーンの実施などの拡販施策により、仕入支援ビジネスが順調に推移した。

同社のサービスは不動産投資家、不動産会社双方にメリットがある。「ニーズ(希望の物件条件)」と「属性」を登録した会員のみが、不動産会社からの提案を受けることができ、不動産会社は会員のニーズや属性情報を全て検索・閲覧することが可能で、販売したい投資用不動産と合致するニーズや、購入できそうな属性の会員を検索、不動産会社が選んだ会員のみに、物件情報を提案する。会員となった不動産投資家も自分のニーズに近い物件情報をもらうことができるというわけだ。

今後、1加盟店当たりの単価上昇と、加盟店数増加により売上高の拡大を目指す。また、2015年夏頃を目途に、大家に特化した「管理・リフォーム 領域」に新規参入予定だ。

(ZUU online)

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