人気スマホゲーム「ブレイブフロンティア」等を展開するgumi <3903> の株価の下落が止まらない。
3月5日の終値は2,581円だったが、本日3月9日には1,581円まで下落した。同社は3月5日の株式市場引け後に業績の下方修正を発表、これを受けて翌日6日、週明けの今日9日と2営業日連続でストップ安となった。2015年4月期の連結営業損益は、売上計画の未達を主な要因として従来予想の13億円の黒字から一転して4億円の赤字、当期純利益は8億円の黒字からゼロとしていた。
また、下方修正の発表と同日に期間3年の運転資金30億円を2015年1月30日付で金融機関から借り入れたことも発表、同社は2014年12月に上場したばかりであるにも関わらず、この時期に資金調達を行っていることに不信感を覚える投資家からも売りが広がっているようだ。なお、2015年1月31日付の四半期貸借対照表には現金及び預金として189億円が計上されており、一方、負債合計は72億円。この時点では30億円の借入をしなくても潤沢なキャッシュがあるともみられる。今後、調達した現金をどのように使っていくのか動向が気になるところだ。
なお、明日もストップ安となり、かつ、ストップ配分も行われず売買高が0株のまま、後場終了後、ストップ安で売買が成立し、かつ、ストップ安に売呼値の残数があった場合には制限値幅が拡大される。
（ZUU online）
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