東京ドーム
(写真=Thinkstock/Getty Images)

3月12日、東京ドーム <9681> は2015年1月期決算を発表した。売上高832億円(前期比0.4%減)、営業利益112億円(同3.9%減)、経常利益91億円(同1.9%減)、当期純利益74億円(同7.9%減)となった。

同日、2016年1月期の業績予想も発表、売上高827億円(前期比0.6%減)、営業利益100億円(同11.3%減)、経常利益78億円(同14.6%減)、当期純利益42億円(同43.6%減)とした。

東京ドームや東京ドームホテルが減収になったことが響いた。東京ドームでは、読売巨人軍の公式戦における1試合当たりの動員数やコンサートイベントにおける1開催当たりの飲食・物販収入は前期を上回ったものの、開催数自体の減少した。東京ドームホテルでは、円安を背景にインバウンド旅行客の取り込みが好調に推移し、客室稼働率、単価共に増加したものの、レストラン、婚礼部門が苦戦した。一方、東京ドームシティアトラクションズやラクーアは増収となった。

次期については、新しく開催される野球の国際大会「プレミア12」の東京ドームでの開催、昨年7月8日にオープンした宇宙ミュージアム「TeNQ」の通期営業、東京ドームにおける音楽イベントの開催日数の増加を見込む一方、東京ドームにおいて当期開催されたクライマックスシリーズの開催を見通しとしては見込んでいないこともあり、減収となる見通しだ。また、東京ドームの高付加価値化を目的とした改修などを行う予定であり、これに伴う費用も発生する。

同社は、2007年1月期に金融事業から撤退したのに続いて、2008年1月期にはゴルフ・リゾート事業から撤退、高収益の東京ドームシティへの経営資源集中に努めてきたが、最近では東京ドームシティの収益も逓減傾向にある。同社ではこの状況を脱するべく、MICE市場、新興国市場、東京ドームの多目的利用など新市場の開拓や、パラシュートランド・タワーランドの再開発、黄色いビル・青いビル耐震補強工事後のリノベーション、「札幌後楽園ホテル」の「東京ドームホテル札幌」へのリブランド、など収益改善のための諸施策を行っている。

(ZUU online)

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