タイ王国
(写真=Thinkstock/Getty Images)

日系商社大手がまた、アジアでの事業展開で新たな動きを見せた。伊藤忠商事 <8001> は3月16日、子会社を通じて通販事業を強化するなどタイ事業の多角化を進め、同国内での事業を本格化させると発表した。

今回、伊藤忠商事は、フジ・メディア・ホールディングス <4676> と共同で設立したエフ・アイ・メディア企画(FMH)が提携関係にある、タイ最大手のテレビ通販会社の TV Direct Public Company Limited (TVD)で、FMH傘下の企業の商品の販売を開始する。併せて、FIM自身でも、日本商品を販売するウェブサイトを開設する。

ほかにも、タイ国内で展開するiPhone向け無料デコレーションカメラアプリ「Qtiie.JP」を旗印にした化粧品の企画と販売し、新しいブランドとして展開。これらをTVDのインターネット、テレビ通販で販売するとともに、ツルハホールディングス <3391> のタイ現地法人であるツルハタイランドの店舗で販売する見通しだ。

加えて、タイのテレビ放送において美容バラエティ番組「ビューティー・ヴァーサス」の放送を実施しており、日本の美容・ファッションの普及を図っている。

日系大手企業では各社がタイなどアジア事業を積極的に展開しており、三菱UFJ銀行が同国のアユタヤ銀行を買収するなどさまざまな動きがある。活発化するタイ国内の事業展開の流れに乗っており、今回の伊藤忠とフジ・メディア・ホールディングスもこの流れに沿って動き出している活動だと言えそうだ。

(ZUU online 編集部)

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