放送
(写真=Thinkstock/Getty Images)

伊藤忠商事 <8001> の子会社である伊藤忠ケーブルシステムは3月16日、報映産業の全発行済株式を長瀬産業 <8012> から取得すると発表した。報映産業は伊藤忠ケーブルシステムの完全子会社となる。

報映産業は2014年に創業40周年を迎えた映像・音響事業を中心とする老舗企業で、国内に4カ所の営業所を持ち、放送局を始めとしたコンテンツ制作会社や映画会社など向けに映像用テープや映像・音響関連のシステム販売、およびスタジオ・システム設計に関しては長年の導入実績と経験を持つ。

また、同社には1974年に富士フイルム製品、特に映画用フイルムを主に記録媒体を映画・TV業界に販売する目的で、長瀬産業の子会社として設立され、その後、映像・音響機器販売、システム設計にも業容を拡大してきた経緯がある。地上波放送局、ポストプロダクション、映画会社などへの販路を強みとし、国内外の100社近い優良メーカーとの取引基盤と独自のシステム提案力を核として、事業を展開している。

一方、伊藤忠ケーブルシステムは映像および通信の関連事業を強みとするシステムインテグレータとして、顧客である国内のケーブルテレビ会社、放送局、通信会社他に対し、国内外の機器を中心としたシステム設計から施工、保守メンテナンスまで一貫して対応できる体制を整備。

特に、同社では放送分野に関しては過去10年以上に渡り、放送局向けシステム受注に注力しており、大型案件の受注など実績も着実に上がってきており、放送局分野ビジネスの更なる拡大が重点施策に位置づけられている。

今後は、両社が持つ幅広い顧客層に対し、商品提案力を強化することで、伊藤忠グループとして映像・音響分野のシステムインテグレータ事業の更なる強化と収益化を目指す構えだ。

(ZUU online 編集部)

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