トヨタ自動車 <7203> は3月25日、傘下のダイハツ、日野自動車を含めた生産販売台数の2月実績を公表し、円安や燃料安などによる好業績を計上してはいるものの、足元の生産台数では前年同期をわずかに下回っている結果を明らかにした。

同社の発表によれば、トヨタグループ3社での世界生産台数は前年同月比で94.9%となる80万6855台となった。国内の生産では前年比で6.7%減の、36万1640台となる一方で、海外での生産台数も44万5215台と前年比で95.9%との結果に終わった。

トヨタ自動車は2月に2014年の通期決算を発表しており、営業利益は2兆7000億円を記録。2008年のリーマンショック以前の実績と比べても最高とみられていた。2月の生産実績については前年同月比を下回ったが、今後の業績にどのように反映されるか、今後の動きに注目が集まる。

(ZUU online 編集部)

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